DVD『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』鑑賞/雑感

2014年12月20日 00:12

underthe

今年10月に劇場公開され、来年1月6日に、Blu-ray & DVD がリリースされるが、大手ショップでは今週から既に先行レンタルが始まっている『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(原題:Under the Skin)。

今年の3月に本サイトで、内容と原作について紹介しているので参照頂きたい。ちなみに監督のジョナサン・グレイザーと前作「記憶の棘」についても、その次の回で触れているので、併せてご覧頂ければと思う。

若い女性の外観を纏った異星人が地球の男性を捕食する、という侵略SF設定。スカーレット・ヨハンソンのフルヌードがあるとの報のみが大きく取り上げられ、「スピシーズ」のような作品を期待して鑑賞すると、"とんでもな"事になります。

前作の「記憶の棘」の時は未だストーリーが判るように撮られていたが、この二作目でジョナサン・グレイザーは、物語の説明を一切排除。極度に少ない台詞に、効果音のみのような音楽が絡んで、シュールだが意味不明な場面が延々と続く。

これでは、鑑賞する人間を選ぶだの、カルト作品だの、言うのさえ、持ち上げすぎで、キューブリックに影響を受けた学生の実験映画と同レベルの作品だ。‥部分部分で面白い描写は在っても、映画として完成した作品とは言い難い。
元々PVを撮っていて、その分野では成功した人間が、映画の世界に入って来て、陥りやすい失敗作で、一作目の「記憶の棘」では慎重に撮っていたが、慣れた二作目で油断したな…ジョナサン・グレイザー。

付記するが、スカーレット・ヨハンソンの裸も、肉感的なビジュアルが強調され、締まりのない体に見える。これの方が良いという趣味の御仁もおろうが、個人的には「マッチポイント」の頃が一番好き。


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