DVD『her/世界でひとつの彼女』鑑賞/雑感

2014年12月13日 00:07

前回の「トランセンデンス」と似た部分があるが、まるで違う作品、『her/世界でひとつの彼女』(原題:Her)。
監督はスパイク・ジョーンズ、主演ホアキン・フェニックス、共演はエイミー・アダムス、ルーニー・マーラ等、これに加えてスカーレット・ヨハンソンが声のみで出演する。

「トランセンデンス」ではジョニー・デップ扮する博士の知能・意識がコンピュータに組み込まれるが、こちらはOSに始めからインストールされた人工知能、携帯電話のオペレーティングシステムの人格として作られた女性型音声応答システム。
要するにiPhoneやiPad等のアップル製品のiOSに組み込まれた"Siri"の未来形である。

この人工知能OS「サマンサ」の声として(のみ)出演するのがスカーレット・ヨハンソンで、まぁ、これが"Siri"の機械音声では及びもつかない色っぽさで、主人公の手紙代筆ライター業の男を虜にしてしまう。
この男、妻と別れて暮らす日々を送っていて、「サマンサ」と過ごす時間がどんどん増えて行く。
その顛末をここに書くのは差し控えるが、如何にもスパイク・ジョーンズ的な終わり方と言うか、閉め方で、そこいら辺りに不満が残らないでもない。

物語は近未来SFのジャンルに入るのだが、全体的にゆったりしたペースで展開するラブ・コメ映画だと思って観れば、そこそこ楽しめる。

人工知能「サマンサ」が、自分一人を相手にしてくれていたと思っていたら、何百人と同時会話していたという事実を知り、主人公の男性が立ち直れないくらいのショックを受けるシーンや、主人公が部屋の疑似スクリーンで遊ぶゲームに登場する、チビの小僧キャラクターに舐められるシーン等が、個人的には、結構好きだったりする。


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