『その女アレックス』読了/感想(映画化企画あり)

2014年12月06日 00:04

おそらく今年の年間ミステリーベストテンで、上位に入る事は決定済みと言われる作品『その女アレックス』を読了。

文春文庫刊行、著者はピエール・ルメートルというフランスの作家、フランスでは何冊か出版されている有名なミステリー作家らしいが、日本では「死のドレスを花婿に」という一作品が柏書房から出ているのみだった。
それが今年9月に、この『その女アレックス』の邦訳本が出るや、我が国でも評判になり、この二ヶ月で第四版まで発行されている。

イギリス推理作家協会賞受賞作でもある、この作品、何せ、売りが二転三転のミステリー・サスペンスなので物語の詳細を書くわけにはいかないが、"あなたの予想はすべて裏切られる"という帯の惹句は誇張ではない。

一人の女性が誘拐・監禁される事件に端を発し、女性側と事件を追う警察側が交互に描かれながら、読者の予想を覆しつつ、驚愕の結末になだれ込む…。いやぁ、久しぶりに一気読みの徹夜本を堪能しました。
敢えて言えば、かなりハードな描写が連続する箇所もあり、万人にお勧めとはいかないが、そこら辺りが平気なら絶対楽しめます。

訳者あとがきによれば、現在、映画化企画が進められているらしい、製作指揮はジェームズ・B・ハリス。最近では、ジェイムズ・エルロイの原作をブライアン・デ・パルマが監督映画化した「ブラック・ダリア」のプロヂューサーだった人物である。

文芸春秋社、『その女アレックス』紹介ページ


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coelacanthnote.blog9.fc2.com/tb.php/992-6961ee1f
    この記事へのトラックバック


    最新記事

    プライベートリンク

    ------------------------------------------------------------