DVD『オール・ユー・ニード・イズ・キル』鑑賞/雑感

2014年11月25日 00:08

ビートルズの「All you need is love」を捩ったタイトルで発表された桜坂洋のライト・ノベルが元になり、同名のコミックスも小畑健の画により発売され、これに目をつけたハリウッドが、タイトルを「Edge of Tomorrow」(別題:Live Die Repeat)として映画化。
日本では邦題を『オール・ユー・ニード・イズ・キル』に戻して公開する…、と言う、外国へ嫁に行ったが離婚して帰国し、旧姓に戻しましたみたいなタイトルの変換があって(…違うか)、このたびBlu-ray & DVDの発売となった。

原作者、桜坂洋のラノベは未読、但しコミックス版は目を通す機会があったので、おおよそのストーリーは判っていたが、原作のティーンエイジの少年兵をトム・クルーズが演じるのかよ、が、映画では大幅に変更されていて、そこら辺りのトム・クルーズのへたれな初期設定が、後のスーパー・ヒーロー化したあたりより面白いのはご愛嬌。
敵の"ギタイ"が、どうみても「マトリックス」に出てきたセンチネルだろう、という突っ込みも置いておく。

監督もダグ・リーマンなので「Mr.&Mrs.スミス」や「ジャンパー」なんかと同程度の出来で、「ボーン」シリーズには及ばない。戦闘シーンの続く前半はいいが中盤から展開がダレる。
"タイム・ループ"SFの近未来戦争映画として観るぶんにはいいが、"タイム・ループ"設定に目新しさは無い。

近作では「ミッション:8ミニッツ」の設定の方が面白く、"タイム・ループ"ものも色々出ているので、これは原作も含め新機軸を打ち出すのは難しいところだとは思う。
個人的には、この分野では筒井康隆の短編「しゃっくり」の10分間というループ間隔が、一番印象深かったりする。


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