映像化予定ミステリー小説二点、読了感想。

2014年10月23日 00:02

最近、読了のミステリー作品、どちらも文庫版で、映像化の予定が控えている二作品を紹介。どちらも新人のデビュー作で、どちらも記憶喪失で始まる物語である。

『パインズ 美しい地獄』(原題:PINES)ハヤカワ文庫/著者:ブレイク・クラウチ。
FOXテレビがドラマ化を決定、監督は何と、あのM・ナイト・シャマランで、主役はマット・ディロンになるらしい。
読み進むと、なるほどシャマラン好みの内容だと判る。で、帯に書かれた"このラストは絶対予測不能"の謳い文句に騙されないように。‥充分、予測可能で、かってシャマラン自身の作品中にも、似たようなストーリーがあったし、他作品でも同様の設定の映画はあった(ネタばれになるので何かは書きませんが‥)。

以下、内容紹介から抜粋すると、"川沿いの芝生で目覚めた男は所持品の大半を失い、自分の名さえ思い出せない。事故にでも遭ったのか…。やがて病院で記憶を回復し、みずからが捜査官だと思い出した男は、町の保安官や住民に助けを求めた。だが、この美しい町パインズはどこか狂っていた。住民は男が町から出ようとするのを執拗に阻み続け、外部との連絡にも必ず邪魔が入る"

実はミステリーだと思って読んでいたらSFである。前述のように既に使われているネタなので新鮮味は無い。

『わたしが眠りにつく前に』(原題:Before I Go To Sleep)ヴィレッジブックス/著者:SJ・ワトソン。

既にニコール・キッドマン主演、ローワン・ジョフィ監督で映画化され、今月末から全米公開される(日本公開未定)、共演はコリン・ファース、マーク・ストロング。

毎朝目覚める度、前日までの記憶が失われてしまうという、事故により特殊な記憶障害を負っている女性が主人公で、ある日、医師を名乗る若い男から電話がかかり、以前から夫に内緒で診察を受けていたと説明され。あなたは毎日の出来事をひそかに日誌に書き綴ってきたと言い、日誌を見るように告げる、‥その先に待っていた出来事とは…。

こちらも似たような例の映画があり、新鮮味は無し。映画では日誌の設定をビデオに変えてあるので多少はサスペンス感がプラスされているようだが、原作は日誌部分がダラダラと続き、やたら物語を引き延ばしているので、かなり退屈。

『 Before I Go To Sleep 』予告編はこちら


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