『ドクター・スリープ』『オーバールック・ホテル』 (シャイニング考 その3)

2014年08月16日 00:02

引っ張ってすみません、シャイニング考の最後です。前回同様、この記事の重複があります。

先ずはスティーブン・キングが『シャイニング』の続編として執筆した『ドクター・スリープ』(原題:Doctor Sleep)の話。
昨年9月に刊行され、現在各国で翻訳本が出版されているが、未だ日本版発売のニュースはない。矢張り、文藝春秋社の刊行、白石朗氏の訳、藤田新策氏のカバーが出るのを期待して気長に待つしかなさそうだ。

stephenking.com サイトが、Doctor Sleepページで、ティーザー予告を公開しているので、参考にリンクを置くが、小説の為の予告なので、映画化作品と勘違いしないように‥。ちなみに映画化企画のニュースも既にあるらしい。

面白いのは昨年の刊行時に、作品のモデルとなった実在するホテルへの宿泊パッケージが企画されていた事。このホテル(画像:右上)、スタンレーホテルというロッキーマウンテン国立公園東入口にある町のホテルで、キング版はここで撮影されていて、実際に幽霊が出るホテルとして有名らしい。

で…それとは別に、キング未承認の企画「シャイニング」前日譚の『オーバールック・ホテル』(原題:The Overlook Hotel)の話題。
前述の昨年末の記事で、"正式発表もされていないので、立ち消える可能性も大いにある"としたが、「ウォーキング・デッド」に関わったグレン・マザーラが脚本を担当し、監督が「わたしを離さないで」のマーク・ロマネクに決定し、既に動き出しているようだ。

物語は、キューブリック版「シャイニング」のブリクエールで、一応、キングが小説で序章の下敷きとして書いたものを脚色化したらしいが、キングは了承していず、ストーリーはオーバールック・ホテル建設時の逸話となる。

それにしても、一遍の小説から、まるで細胞分裂のように、幾つもの映画化作品が派生・増殖していくのを見ているのは興味深い。


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