エドガー・アラン・ポオの古典怪奇小説映画化

2014年08月09日 00:02

先日の"ハインラインの『輪廻の蛇』を映画化…"の記事がSF小説の古典を映画化する企画だとすれば、こちらは、ホラー小説古典の映画化企画。‥いやいや、どちらも空想科学小説と怪奇幻想小説と一昔前の呼称の方が相応しい超古典作品ではある。

エドガー・アラン・ポオ「タール博士とフェザー教授の療法」(創元推理文庫「ポオ小説全集 4」に収録の20数ページの短編)。

フランスを旅するアメリカ人の主人公が、南部にある評判の精神病院を見学する、この病院は、処罰は一切避け、監禁もせず、普通の服装で過ごさせる"鎮静療法"で知られていたが、尋ねた時期には、監禁が必要と療法が逆戻りしていた。…やがて晩餐会が開かれるが、楽師は調子外れの騒音を奏で、同席した人々はエキセントリックな話ばかり。不安になる主人公に、全身を真っ黒に塗りたくられた男たちが窓を破って侵入、主人公たちに襲いかかる。はたして、この全身真っ黒な彼等は?。

これを「マシニスト」「ザ・コール 緊急通報指令室」のブラッド・アンダーソンが監督し、主演がケイト・ベッキンセールで、マイケル・ケインとベン・キングズレーが共演する作品として映画化したのが『 Stone hearst asylum 』(ストーンハースト・アサイラム)。アメリカで本年10月24日からの公開が予定されている。
但し本作は昨年の段階では主演のケイト・ベッキンセールの役名の「 ELIZA GRAVES 」(エリザ・グレイブス)の題名で製作発表されている。

デニス・ルヘインの原作をマーティン・スコセッシが映画化した「シャッター アイランド」と共通項の多い物語であり、日本の小説でも連城三紀彦の「顔のない肖像画」(新潮文庫)に収録されている「美しい針」が同じオチの短編。

『 Stone hearst asylum 』オフィシャルサイトと予告編はこちら


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