『 GODZILLA ゴジラ』鑑賞/雑感

2014年08月05日 00:13

監督が「モンスターズ/地球外生命体」のギャレス・エドワーズで、しかも、そのデビュー作で抜擢されて、これが監督二作目の作品ってのにもの凄く不安だったんだが観て参りました『 GODZILLA ゴジラ』

正直「モンスターズ/地球外生命体」ってまるで面白くなかった記憶があるもので…他の監督誰かいなかったのだろうか、と、制作会社を問い詰めたい気分での鑑賞。
予算が130万から160億になったんだから、少しは見ごたえのある作品を見せてくれるんじゃないかとの一抹の期待も含めて…。

その鑑賞結果は"適度に見ごたえのある失敗作"という印象だった。
制作費160億懸けただけはあると思える、オリジナル寄りのゴジラの造形とかは素晴らしく、登場して最初の咆哮シーンのサウンドは鳥肌モノ。音楽も伊福部昭調が鳴り響いたりして、ここら辺りは音響設備の良い映画館でご覧頂きたいが、何せ、他の部分に関してはグダグダで、物語の割には進行に緊迫感が無いので、100%お勧めはしかねる。

ギャレス・エドワーズが基本軸に家族愛を描こうとするやり方にケチを付ける気はないのだが、主要登場人物の家族以外の子供達にもたびたび話が逸れるのが余分で、これが緊迫感を削ぐ原因にもなっている。
日本への慮り、配慮は要所要所にかなりあっても、富士の裾野にスリーマイル島型の原発が立ち並んでいる場面の違和感で、全て帳消し。
ゴジラの敵となる巨大怪獣ムートーの造形にしても、もう少しリアリティのある生命体に出来なかったものか。軍隊の戦闘場面の臨場感に比べ、余りにもファンタジーっぽい。

自然をコントロールしようとする人間への警鐘と、ゴジラが人類の救世主と結論つけるラストも、とってつけた感が否めない。


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