ギレルモ・デル・トロ『ザ・ストレイン』について再掲載

2014年06月10日 00:01

『ザ・ストレイン』(原題:The Strain)、ギレルモ・デル・トロとチャック・ホーガンの共著による三部作からなる小説。4年前の10月に本サイトで取り上げ紹介している作品でもある(こちらを参照)。

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掲載当時、早川書房から単行本で第一部のみが邦訳出版(2009年初版)されていただけだったが、2012年、文庫化で再販、元々三部作だったので、第一部を沈黙のエクリプス」第二部を「暗黒のメルトダウン」第三部を「永遠の夜」として、それぞれ上下巻全6巻で再版された。

そして今年7月から、米FXがこれを、TVドラマシリーズ化する事となり、既にフル・トレイラーが解禁され現在、YouTubeのこちらで鑑賞出来る。この予告編、小説の第一部の冒頭の不気味な雰囲気を、かなり的確に映像化している。
小説の冒頭の展開は前述の4年前の記事にも書いたが、要約すると、…NYのJFK空港に着陸した旅客機が電気系統を落とし、無線連絡を絶ち沈黙。突入したレスキュー隊がそこに発見したのは、席に着いたまま息絶えていた200名の乗客だった。バイオテロを疑い、特別班が召集されるが‥というもの。

一見、SFパンデミック・スリラー的イントロから、物語はダーク・ホラーに転じる。実はこの旅客機の貨物室には、太古の昔から地球に生きる、ある種族の遺体が入った巨大な棺が乗せられていた。
マイケル・クライトン+スティーヴン・キングと評されるほど、第一部は確かに面白いのだが、如何せん怪奇小説の古典から、医学、神話へのアプローチが多く、よほど、この手のモノが好きでないと全巻読破は難しいと思われるので、TVシリーズの日本公開待ちが妥当でしょう。

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ちなみに、ダーク・ホース・コミック社がコミック化し、全11巻が出ているが、正直、絵が巧くなく、更に結構おぞましい画風なので、これも、この手のモノが好きでないと、ご覧にならないほうがが妥当でしょう‥。


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