『ロング・グッドバイ』TVドラマとアルトマンの映画

2014年05月22日 00:10

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個人的には『ロング・グッドバイ』ではなく『長いお別れ』の方がしっくりくるし、マーロウ・シリーズは原作も映画も「さらば愛しき女よ」の方が好きなのだが‥、

レイモンド・チャンドラーが書いた私立探偵フィリップ・マーロウが主人公のハードボイルド小説『 The Long Goodbye 』。邦訳タイトルは『長いお別れ』、勿論、訳者は清水俊二氏。
73年にロバート・アルトマンがエリオット・グールドを主演に映画化、この時の邦題が『ロング・グッドバイ』。後に村上春樹の訳が出た時も題名は『ロング・グッドバイ』。…そしてNHKが先月から今月にかけて放映した連続ドラマのタイトルは勿論『ロング・グッドバイ』

そのNHKドラマを観た…。どうせガッカリするだろうと思ってはいたのだが‥。何で5回にも分けて引っ張ったのか、最初の回で、あ、これは駄目だ(てか感性が違う)、と思って後は惰性で別作業中のながら鑑賞、5回は長い。
舞台は1950年代の東京、脚本も演出も、半端なく熱が入っているのは充分判るが、ハレーション気味の画面を多用した映像の造り込みと、"どう、洒落てるでしょ"オーラに、いささかウンザリしながらの鑑賞となった。

こういうのを見せられると、口直しにロバート・アルトマンの映画の方を再鑑賞。‥いやぁ矢張り、こっちは、冒頭の夜中に猫の餌を買いに行くマーロウからしてハードボイルド感を外していない。
但し、こちらの物語は原作を思い切り、端折ってはいるし、初めて観た時は、原作と違うラストに唖然とはしたのだが…。

まぁ、DVDも出ているので、NHK版しか観ていない方は、是非一度御覧頂きたい。同じ原作で、まるで違う物語が展開します。やくざのボスの手下役で、当時無名のシュワルツェネッガーが筋肉を披露するシーンもあったりするのだが、このボスの手下役がNHK版ではレイザーラモンHGだったりする。‥NHK版では他にも、ちょい役に、お笑い系のタレント使っていたが、何なんだろう、あれも洒落のつもりなのかな


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