続けて日本公開されるビルヌーブ監督作品

2014年05月08日 00:00

前回紹介の「プリズナーズ」のドゥニ・ビルヌーブ監督の前作品となる『複製された男』(原題:Enemy)が早くも日本公開される。公開日は7月18日(金)で、TOHOシネマズ シャンテ他で全国ロードショー。
「プリズナーズ」と違い、こちらは原作がある。ジョゼ・サラマーゴというポルトガルの作家による同名の小説で、 彩流社という出版社から邦訳も出ている。

主演は「プリズナーズ」で刑事役だったジェイク・ギレンホールで、「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロラン、「危険なメソッド」のサラ・ガドン等の女優陣が共演する。

内容はかなり独創的なミステリーで、‥大学の教師が同僚から1本のビデオを借りて鑑賞するが、その中に自分と瓜二つの端役の俳優が出演している事を発見し、彼は取り憑かれたようにその俳優を探し始める。俳優を突き止め、監視するが、その後二人は対面する事に…。
その結果、単に似ているというレベルではなく、ほくろの位置や、昔の傷跡等、全て同じで、なんと生年月日まで一緒だった。

自分の前に突然現れた同じ顔、同じ声を持つ瓜二つの人間により、日常が悪夢に変わり、二人とも自己喪失に陥って行く。どちらがオリジナルで、どちらがコピーなのか、
まるでフィリップ・K・ディックが、彼のSF小説世界で追いかけていたテーマを彷彿とさせる展開のストーリーである。
ともあれ、「プリズナーズ」に続けてドゥニ・ビルヌーブ監督作品が日本公開されるのは嬉しい限り。期待して待とう。

『複製された男』日本語オフィシャルサイトと予告編はこちら


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