ディーン・R・クーンツの"フランケンシュタイン"シリーズ

2014年03月27日 00:04

Koontz_frankenstein

ディーン・R・クーンツの"オッド・トーマス"シリーズと、その映画化作品「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」に関して、こちらこちらで取り上げて、"つくづく映像化に恵まれない作家"だと書いたが、その理由は"オッド・トーマス"シリーズだけに限らないからだ。
クーンツのもう一つの"フランケンシュタイン"シリーズも、同様の憂き目に遭っている。

このシリーズ、「フランケンシュタイン野望」「フランケンシュタイン支配」「フランケンシュタイン対決」の(現在邦訳の出ている)三巻からなるシリーズで、勿論メアリ・シェリーの小説からインスパイアされた現代が舞台のSFエンターテイメント(未邦訳を含めると全五巻)。
最初は面白いのだがシリーズを重ねるごとに、つまらなくなるのは"オッド・トーマス"シリーズと同様で、そこら辺りがキングを抜けない理由かなと…(勝手に思っている)。

それは兎も角、このシリーズも映画化の企画で失敗している。尾之上浩司氏の文庫の解説に詳しいが、一部抜粋すると、元々TVシリーズの為の物語として完成させたクーンツが、マーティン・スコセッシと共同で製作するというところまで行きながら、製作会社に問題有りで、クーンツもスコセッシも企画から離れるのだが、製作会社が勝手に脚本をリライトし、下手な監督に撮らせてケーブル放映し、手酷い評価を受けてしまう(これ「デュカリオン」の題名でDVD出てます)。

その後、TVシリーズの脚本をクーンツが小説として発表し直したのが、この"フランケンシュタイン"シリーズとなる。そして、さらにこれを劇場映画化する企画が浮上したのだが、その後、一向に進展は無い。ディーン・R・クーンツ、矢張り映像化に恵まれない作家らしい。


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