DVD『ザ・ドア 交差する世界』鑑賞/雑感

2014年03月15日 00:45

2010年の1月、つまり4年以上前に"猫ミス作家アキフ・ピリンチ原作の映画"として紹介した作品。今年の"未体験ゾーンの映画たち 2014"の上映作品として「ポール・ヴァーホーヴェン/トリック」と並んでプログラムされていたが、個人的に、劇場に足を運ぶ迄に至らなかった作品でもある。

『ザ・ドア 交差する世界』(原題:Die Tur)。DVD発売は4月2日だが、大手レンタル店では今月12日からレンタルされ始めている。
一応、マッツ・ミケルセンが主演するパラレルワールドを舞台としたドイツ製SFサスペンス…と言う売りだが、正直、SFとしての面白さも、サスペンス感も希薄なB級作品に過ぎなかった。

自身の浮気中に娘を事故で亡くした画家が、事件の5年後に、過去に繋がっている不思議な扉を見つける。扉の向こう側は、未だ娘の生きている5年前の世界…、そこに踏み込んだ彼は、不審者と間違えられ、もみ合いになり、相手を殺してしまう。…殺した相手はもうひとりの自分だった。
面白いのは前半のそこ迄で、そこから先はグダグダ。

「バタフライ・エフェクト」を意識したような蝶のシーンが挟み込まれるが意味不明。パラレルワールドものとしても突っ込み処が山ほどあり、まぁ仮にタイム・パラドックスに眼をつむっても、唯一のサスペンス部分くらいは何とかして欲しかった。主演がマッツ・ミケルセンでなかったら、最後まで観てなかったであろう作品。

結局、最後は子供を亡くした夫婦がプールで寄り添うショットで終わるが、ストーリーと監督が描きたかったテーマが見事に乖離している象徴的なラストショットであった。


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