『ミスター・ノーバディ』今頃、アメリカで公開。

2013年09月24日 00:22

mrnobddy_2013

『ミスター・ノーバディ』ジャコ・ヴァン・ドルマル監督、2009年製作の仏独 他、計四カ国合作映画で、日本では2011年に公開され、DVDも販売され、廉価版DVDも出た(画像:左)。但しその後、劇場公開より20分長い、Blu-rayによるディレクターズカット版が発売されたが、これは海外版(画像:中)のみで、残念ながら日本発売は無い。

…で、これが今頃になってアメリカで11月1日から劇場公開されるらしい、『Mr.NOBODY』。そのポスター(画像:右)と予告編が公開された(このポスターを見た時、ハリウッドでリメイクしたのかと勘違いした)。上映時間は日本での上映時間と同じで、ディレクターズカット版の劇場公開では無い。

この作品、個人的に好きな部類の映画なので、この機会に触れておこうと思う。
一応、SFのジャンルに入る作品だが、娯楽SF作品だと思って観ると置いていかれる事になる映画なのでご注意頂きたい。

人々が医学の進歩により不老不死になっている西暦2092年が舞台、そこで、人類最後の老衰死となる男"ミスター・ノーバディ"が主人公。医師が、この男の過去を、探ろうとするところから物語が始まるのだが、彼の記憶は混乱していた。

あの時、あの選択を選ばなかったら、どんな人生を送っていたか、映画は人生のあらゆる時点での選択肢とその展開を、同時に描き、パラレルワールドでしか体験出来ない出来事を、パッチワークのように、実験的に、物語に嵌め込んでみせ、観客は、まるで万華鏡を覗いたように美しい映像の羅列の中に放り込まれる事となる。

過去、現在、未来が、渾然一体となった、その混沌の美しさを堪能する映画であって、観客が、その目眩く感覚を楽しめないと、この作品は訳の判らないだけで終わってしまう。未見の方にはそれでも、是非一度、構えずにご覧あれと、お勧めする。
ラブシーンが類い希な美しさを持っている映画でもある。

オフィシャルFaceBookページはこちら、   ◎予告編はこちら


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