ソフィア・コッポラの新作、その前に今迄の作品を

2013年09月07日 00:01

sofiacoppola_movieposter

ソフィア・コッポラ監督の最新作『ブリングリング』が12月14日から日本公開される、この作品を紹介する前にソフィア・コッポラの今までの作品について触れておきたい。

ソフィア・コッポラはフランシス・フォード・コッポラの娘として女優デビュー時は、ワースト新人賞やゴールデンラズベリー賞を喰らって評判は悪かったが、監督業に専念するようになって、かなり見直されて来て、今や父を抜く勢いすらある。
親の力で育ったセレブ娘のお遊びという手厳しい評価も見掛けるが、個人的に「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」「マリー・アントワネット」「SOMEWHERE」と続く作品群は、ドラマティックな展開を排して淡々と描かれる物語ばかりだが、そのスタイリッシュな表現は心地よく、どれも嫌いではない。

そして何よりも、この人は女優の選択眼が図抜けている。
監督デビュー作となる「ヴァージン・スーサイズ」(「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」というハヤカワepi文庫から邦訳も出ている小説が原作で、ピュリッツアー賞も受賞しているジェフリー・ユージェニデスという男性作家の作品)で、キルスティン・ダンストをキャスティングし、その後「マリー・アントワネット」でも彼女を再起用している。キルスティン・ダンストが「スパイダーマン」でメリー・ジェーン・ワトソンを演じて名が知られる3年前だ(個人的にキルスティン・ダンストの出演作品の中でお勧めの作品)。

「ロスト・イン・トランスレーション」ではスカーレット・ヨハンソンを起用(同じ年に「真珠の耳飾りの少女」に出演している)。
「SOMEWHERE」でダコタ・ファニングの妹、エル・ファニングを登用、この後エルは「SUPER8/スーパーエイト」や、ソフィア・コッポラの父の「Virginia/ヴァージニア」に出演する事になる。

…で、最新作『ブリングリング』については次回で。


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