『ワールド・ウォーZ』鑑賞・雑感

2013年08月13日 00:19

本サイトで、"小説『ワールド・ウォー・Z/ WORLD WAR Z』"という書籍紹介をしたのが昨年の3月。ここで既にブラッド・ピット主演、マーク・フォースター監督での映画化企画にも触れているが、あれから1年半、遂に日本公開の運びとなった。
邦題は『ワールド・ウォーZ』って原題のままなんだが、ゾンビものである事を隠し、ブラビファン女子を呼び込みには、なんと都合のいい原題そのまま邦題。これは矢張り「世界ゾンビ大戦」って題名で開き直って欲しかった。

作品自体は、公開直前、完成度に問題有りで脚本を変更し公開延期、エンディングを大幅に変更して公開に漕ぎ着けたという経緯があり、総じてまとまりに欠いた印象を拭えない。
なにせ冒頭から飛ばしまくる脚本がドタバタ。後の展開で生きてくるのか?的な登場人物も、出てくるだけで使い捨て状態。
展開も説明もすっ飛ばすのはいいけど、(これはマーク・フォースター監督の技量の問題でもあるが)アップ画面の多様で連続するシーンが状況説明を排除する結果になりアクションシーンが、トッチラかったまま進行するのが観ていてつらい。

見せ場は予告編でも見せているCGによるゾンビ軍団の、軍隊アリを思わせるモッブ‐シーンのみという何とも、大金賭けた割に気の抜けた大作に仕上がり、これでは当初の全3部作予定は無いと思われる。
原作の面影は微塵も無かったが、あぁこのラストで、次から原作に近づくのか思わせるエンディングのとってつけた感がつらい。
原作では中国から始まるバンデミックが韓国に置き換えられているのは市場を意識しているのか。
そりゃぁ、ペプシが大金出してるスポンサーだろうけど、ラスト近くでブラビが自販機から取り出して飲んでみせるシーンは一体何なんだ?


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