セバスチャン・コルデロ 初のSF『エウロパ・レポート』

2013年05月28日 00:14

我が国で2006年に公開された「タブロイド」(原題:Cronicas)というメキシコ/エクアドル製作の社会派サスペンス映画がある、監督はセバスチャン・コルデロ。
南米のエクアドルに連続殺人犯を追ってきたタブロイドTVの人気TVレポーターと、無実の罪を着せられた男のサスペンス・ドラマで、見応えある佳作だった記憶がある。

その後に、セバスチャン・コルデロ監督はギレルモ・デル・トロがプロデュースしたサスペンス・ラブストーリー「激情」を撮っている。但しこの作品、2009年の東京国際映画祭で上映されただけでDVDも出ていないので、当方も未見。

その後、今秋全米公開のSF大作「グラビティ」の監督アルフォンソ・キュアロンが彼の才能に目を付け、ハリウッド進出を果たすのだが、そのハリウッド・デビュー作として予定されたリンカーンの暗殺を題材にしたハリソン・フォード主演予定の「マンハント」は、結局撮られずに仕舞いだった。

…で、今回マグノリア・ピクチャーズが配給する『エウロパ・レポート』(原題:Europa Report)が、実質セバスチャン・コルデロのハリウッド・デビュー作品となった。
この作品、世界中から選ばれた宇宙飛行士の一団が、太陽系内で地球外生命の存在の可能性を調査するために木星の衛星エウロパに旅立ち、そこで予期せぬ恐怖に襲われるSFスリラー作品。

面白い事に、彼をハリウッドに招いたアルフォンソ・キュアロンの「グラビティ」もSFスリラーで、両作品とも全米公開予定が今年(「グラビティ」は10月で、『エウロパ・レポート』は8月公開予定)。

「グラビティ」が事故による宇宙ステーションの消滅で宇宙空間を漂流する恐怖を描き、『エウロパ・レポート』が、木星の衛星エウロパの氷層下の湖に生命の生息可能な環境が存在すると実際に発表されたニュースに基づいて企画された地球外生命探査の恐怖を描く。
はてさて、どちらが面白い作品となるか、ここはその決着を、野次馬根性で眺めたいと思う。

オフィシャルサイトと予告編はこちら。   ◎『エウロパ・レポート』FaceBookページはこちら


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coelacanthnote.blog9.fc2.com/tb.php/738-841d0eef
    この記事へのトラックバック


    最新記事

    プライベートリンク

    ------------------------------------------------------------