『ブランデッド』DVD 鑑賞/雑感

2013年05月21日 00:14

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昨年9月に"奇妙なイメージの未来異色SF『ブランデッド』"として紹介した『ブランデッド』(原題:Branded)が、DVDダイレクトリリースされる。発売予定は6月26日だが、TUTAYAでは既に5月10日から先行レンタルされている。

ジョン・カーペンター監督の「ゼイリブ」が、人間に偽装したエイリアンが、人間達を洗脳し搾取し、世界を支配する様子と、その抵抗組織との闘争を描いていたが、世界観が似ている。監督のジェイミー・ブラッドショーも、その影響を認めているらしい。
主演は「戦場のピアニスト」のエド・ストッパード、「88ミニッツ」のリーリー・ソビエスキーと名優マックス・フォン・シドーが出演している。

で、作品がどうだったかというと、まるで面白くありませんでした、はい。
決定的なのは主人公が何を考えているのか伝わって来ない事で、その行動が観客には意味不明のまま。マックス・フォン・シドー演じる世界を動かす力をもった男の存在と、そのファストフード店のデブ称賛の広告戦略も、こんな事は安いTVドラマでも描かない無理と無茶の押しつけ。こんなんに名優を使うなよなぁ。

時々入るナレーションとか、画面の割り方とかも、この監督、何考えてんだろうなぁ~、と…いい加減飽き飽きして、鑑賞放棄するか、と思うと、矢庭に主人公がブランドの化け物が見える体質になって、あれ、少しは面白い映像も観せてくれるのかな、思って我慢して観ていたら、アップルやコカ・コーラやマクドナルドの擬似ブランドお化けも潰れてお終い、…ハッピーエンドらしいモスクワの風景が意味なく映し出されてエンド・クレジット。

ダーク・ファンタジーにもブラック・ジョークにも、ましてや近未来への警告ドラマにもなっていない最悪のSF作品でした。

日本語オフィシャルサイトと予告編はこちら


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