ハリウッドSF畑の新生監督の最近作 その1

2013年04月20日 00:01

elysium-img

2009年から2010年に、ハリウッドでSF映画を制作した若手監督の最新作のニュースがネット上に出始めている。
先ずは「第9地区」のニール・ブロンカンプ監督作品『エリジウム』(原題:Elysium)。本年8月にアメリカで公開され、日本では9月20日(金)の公開が既に決定している。

2154年、人類はふたつの階層に分かれて生存していた。"エリジウム"と呼ばれる宇宙ステーションで暮らす特権階級の富裕層、人口過密で荒廃した地球に取り残されて暮らす貧困層。
このエリジウムの非情な長官役をジョディ・フォスターが演じているが、彼女の悪役起用が興味深い、市民のライフスタイル維持の為ならどのような手段もとり、地球からの移民を法律で禁止する特権階級中の女性指導者役である。
但し、主役は荒廃した地球で暮らすマット・デイモンで、剃り上げた頭で、ボーン・シリーズより精悍なイメージで、地球の人々を抑圧し搾取するエリジウムの暴虐に立ち向かう主人公マックスを演じている。

ここで描かれる荒廃した地球の描写は、この監督の前作「第9地区」を思い起こさせるイメージで、スラム化したリアルさは前作と共通で、なお且つスケールアップした映像になっている。
主人公が自身の身体に特殊な機械を埋め込み、監視の厳しいエリジウムに潜入しようとする物語は派手なアクション・スペクタクルを期待させるが、さほど新味のある設定とは言えないので、評価が分かれるかも知れない。

折しも「トロン:レガシー」で監督デビューのジョセフ・コシンスキーも、4月アメリカ公開、5月31日(金)日本公開の『オブリビオン』(原題:Oblivion)で、二作品目となるSF映画の公開を控えている。
こちらは荒廃した地球にたった一人残った元海兵隊司令官役をトム・クルーズが演じるスタイリッシュなSFアクション作品。

『エリジウム』『オブリビオン』、両者の出来を見比べてみたい。

『エリジウム』日本語オフィシャルサイトと予告編はこちら。   ◎『オブリビオン』日本語オフィシャルサイトと予告編はこちら


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