『縮みゆく人間』のリメイク製作ニュース

2013年03月09日 00:03

『縮みゆく人間』(原題:The Incredible Shrinking Man)がMGMでリメイクされるというニュースが先月ネットで流れたので、少々触れておきたい。
と言っても2010年6月に"リチャード・マシスン原作映画のベストは?"のタイトルで、この作品について一度紹介しているが、2年以上前の記事なので、その後も含め再度の紹介。

『縮みゆく人間』は1957年のSF(モノクロ)映画で、監督はジャック・アーノルド。この人、1992年に55歳で亡くなるまでに「タランチュラの襲撃」や「大アマゾンの半魚人」といった作品を撮り、ハリウッドの歴史の中で最も愛されたB級映画監督の一人と言われている。
その作品中でも『縮みゆく人間』は今なお傑作と評され、たびたびリメイクの企画が挙がりながら実現しなかった経緯がある。

原作はリチャード・マシスン、ハヤカワから映画と同名の邦訳が、銀背も文庫も出ていたが現在絶版、中古がやや高めの値段で売られている。
映画は、英語版DVDのみが入手出来るが、字幕はフランス語とスペイン語のみ。日本語対応DVDは残念ながら出ていない。但し英語版はAmazon等で安価で販売されていて入手しやすいし、何よりも主人公が孤軍奮闘する後半は殆どセリフがなく音楽と効果音のみなので、英語が苦手でも楽しめる。

リメイク作品はリチャード・マシスンとその息子の共同執筆になるらしい。舞台が現代に置きかわるが、原作のトーンは維持し、放射線の被曝による原因を、現在のナノテクノロジー等の技術に修正する予定との事だ。
あの何処までも縮小してゆく自分を受け入れて生きてゆく主人公の孤独感と切なさを含んだ終章は是非、変更せずにリメイク作にも取り入れて欲しい。

「The Incredible Shrinking Man 1957 Trailer」 (YouTube)


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