スティーブン・ソダーバーグの新作薬物スリラー

2012年11月12日 00:01

sideeffects

『サイドエフェクト』(原題:Side Effects)。"副作用"というタイトルがつけられた今回のスティーブン・ソダーバーグの新作は、はじめ『Bitter Pill』"苦い薬"の題名で製作が開始された心理薬理学(人間の心理に対する薬物作用の研究)の世界を描く、興味深い新作スリラー映画で、その予告編がネットに上がって来た。

夫が間もなく刑務所から出所する不安で、ストレスに対処する為、新薬を服用開始した鬱病女性が主人公で、処方薬が予期しない結果を生み出し、制御不能のスパイラルに陥る事となる。
処方薬は、無意識のうちに彼女の夫を殺害する結果を生み出したのか、物語は後半、殺人事件の裁判に発展する。

デヴィッド・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」で、スウェーデン版のノオミ・ラパスと同様にリスベット・サランデルを演じ、印象に残ったルーニー・マーラを主人公の女性に抜擢。彼女の夫にチャニング・テイタム、精神病医役がジュード・ロウ、別の医師役でキャサリン・ゼタ=ジョーンズとキャスティングも豪華で興味深い。

ソダーバーグは2011年にウィルス感染症のパニックを描いた「コンテイジョン」を撮っている、いわゆるハリウッドのパニック映画を期待した観客に地味だと評された作品だったが、ソダーバーグにエンターテイメント性を期待する方が間違い。地味ながらそれなりに面白かった。但し、あれだけのキャストを揃えていれば娯楽作品だと勘違いされても致し方ない面もある。

今回の『サイドエフェクト』も、顔ぶれは豪華だが、娯楽大作にはならない事は明白。2013年2月8日北米公開予定、日本公開は現段階で未定。

予告編はこちら


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