W・フリードキンのダークコメディ『キラー・ジョー』

2012年05月19日 00:02

ウィリアム・フリードキン監督の新作『キラー・ジョー』(原題:Killer Joe)がアメリカで7月27日より劇場公開される、フリードキンにとって「BUG/バグ」(2006年)以来となる劇場用新作で、前作「BUG/バグ」と同じ劇作家トレイシー・レッツによる戯曲の映画化、米では公開にあたり17歳以下は鑑賞出来ない「NC-17」に指定されたダークコメディ。
マシュー・マコノヒー主演で、共演陣はエミール・ハーシュ、ジュノー・テンプル、ジーナ・ガーション等。ヴェネチア国際映画祭のコンペ部門で"テネシー・ウィリアムズとクエンティン・タランティーノを融合させた作品"と評された作品。

麻薬ディーラーの(エミール・ハーシュ)が、売り物の麻薬を母親に盗まれ、妹に入る生命保険金を目当てに殺し屋に母親殺しを依頼する、依頼した相手が夜間のみ殺し屋として働く狂気の警察官(マシュー・マコノヒー)だった、仕事の頭金不足に彼は依頼者の妹を人質担保として要求、この男女二人に異常な絆が芽生えてしまう。

かって「真夜中のパーティー」という傑作を撮り、「フレンチ・コネクション」「エクソシスト」と高評価の話題作を続けて発表していたウィリアム・フリードキンも、近年は興行的にも失敗作が多く、前作「BUG/バグ」で「真夜中のパーティー」同様の舞台劇を原作とする映画に挑んだが、この、虫が体の中で血液を餌に増殖しているという妄想を主題にした作品は、賛否が分かれ、どちらかというと「何これ?」な映画で、フリードキンももう歳だ、と言う評価で終わってしまった作品。

今回は、その「BUG/バグ」と同じトレイシー・レッツの戯曲の再映画化になるのだが、こちらは、どうやらフリードキンにとっては久々の高評価作品で、チト期待している。

『キラー・ジョー』オフィシャルサイト、   ◎同、予告編


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