携帯の電磁波でガン→スティーブン・キング『セル』

2011年06月12日 00:03

先日、WHO(世界保健機関)の専門組織、国際がん研究機関が「携帯電話の電磁波が脳腫瘍を発症するリスクを増大させる可能性がある」との調査結果を発表した。
警鐘の信憑性については兎も角、このニュースを聞いて一番先に思い出したのが、スティーブン・キングの『セル』(原題:CELL)だった。

携帯電話で謎のパルスを受けた人々が突如凶暴化、ゾンビとなって携帯電話を使っていなかった人々に襲い掛かるという長編ホラー。
キングにしては珍しく(我が国では)文庫版上下巻での発売だったので、すぐに購入して読んだが、読み易い割には期待ハズレの作品だった。

導入部から如何にものゾンビ映画風で始まるのだが、後半はキング作品おなじみの、生き延びた少人数とゾンビ集団との戦いの話に…、一言でいえばキング版ゾンビ小説失敗作。
作家がキングではなく無名の新人だったら、間違いなく途中で放り投げてる。

この『セル』、映画化の企画があったが立ち消え、TVシリーズでの製作に変更されたと報道されたが、その後どうなったか一向にニュースがない、まぁ仮に製作されても、どうでもいいようなB級ゾンビ映画にしかならないと思う…。

今年2月の[スティーブン・キング作品 映画化・再映画化]の記事中で触れた『ダーク・タワー』も初期の映画化企画が滞っているらしいが、監督予定のロン・ハワードが「中止では無い、予算やストーリーの手直しで時間がかかり、開始がズレているだけ」とコメント。

なお、上記の2月の記事の後に報道されたニュースを(既に御存じだと思うが)追記しておく。
デ・パルマが撮った『キャリー』がリメイクされる。キングの原作により忠実な内容になるらしいが監督は未定。シシー・スペイセクが演じた少女キャリー役は、「トゥルー・グリット」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヘイリー・スタインフェルドのキャスティングが予定されている。


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