DVD 『THE GUILTY ギルティ』 鑑賞/雑感

2019年10月28日 08:20

デンマーク製のサスペンス・スリラー、『THE GUILTY ギルティ』(原題:Den skyldige)。監督は長編初監督というグスタフ・モーラー、主演というか殆ど一人芝居の主人公を演じているのはヤコブ・セーダーグレン。
キャストもスタッフも知名度はないが、これは凄い、絶対のお勧め作品です。

主人公の警官は、緊急通報室のオペレーターで、日本で言う110番の担当にあたる。映画は全編、緊急通報のオペレーター・ルームにカメラが限定され、登場人物は殆ど、この警官のみという徹底ぶりで、今まさに誘拐されているという女性からの通報を受けて対応する事からストーリーが始まる。

通報者の女性の声と、時々割り込んでくる犯人らしき男の怒声、家に残された子供との対話、ここに走行音やその他の環境音が入ってくるが、映画はあくまでワン・シチュエーションで徹底され、電話での会話での相手側を映さない。

見事なのは、それでも緊張感が最後まで途切れず、飽きさせないどころか、サスペンス感を維持したまま、後半驚くべき結末へと雪崩れ込み事で観客は唖然となる。

デンマーク語の原題"Den skyldige"は、日本語訳で"有罪者"。…で主人公の警官も、ある事件で、緊急通報のオペレーターに格下げされた、という背景も物語にプラスされているが、これは物語に厚みを加える試みらしいが、不必要な感が無きにしもあらず。

それにしても、この作品、面白さは折り紙付き、超お勧めのサスペンス・スリラー作品です。

『THE GUILTY ギルティ』日本語オフィシャルサイト


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