DVD 『アルファ 帰還りし者たち』 鑑賞/雑感

2019年06月24日 08:20

昨年アメリカで公開された作品だが、日本では劇場未公開、今年6月にBlu-ray & DVDがリリースされ、デジタル配信もされている作品、『アルファ 帰還りし者たち』(原題:Alpha)。

監督はデンゼル・ワシントン主演の「ザ・ウォーカー」を監督したアルバート・ヒューズ。「X-MEN:アポカリプス」や「モールス」等に出ていたオーストラリア人俳優コディ・スミット=マクフィーが主人公の青年を演じ、原題の"アルファ"は主人公の青年が名付ける狼の名で、群れを率いるボスの名であるが、ここでは人間に飼われて暮らす"最初"の犬としての意味もある。

一部CGも使われているが、青年よりも主役と思える演技を見せる狼アルファは、実在のジャーマンシェパードと狼の交配で生まれたウルフドッグがキャスティングされている。

舞台は2万年前のヨーロッパ、ある部族の水牛狩りで崖から落ちて死んだとされた青年が、息を吹き返すも、狼の群れに襲われ、樹上に逃げ、一晩過ごすと群れは去り、傷付いた一匹の狼が倒れていた。

ここから、映画は、部落へ帰ろうとする青年と狼のコミュニケーションをひたすら描いてみせるのだが、これが犬好きには堪りません。
ストーリー自体は意外な展開もなく、予想の範囲内で物語が進展するのだが、そこを補っているのが撮影の美しさで、凍った湖に落ちて出口を探す青年と、それを助けようとする狼の映像は、ファンタスティックに撮られていて、忘れ難い印象を残す。

狼や狼犬が好きなら、絶対観るべき佳作です。

『アルファ 帰還りし者たち』日本語オフィシャルサイト


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