DVD 『アンダー・ザ・シルバーレイク』 鑑賞/雑感

2019年05月06日 08:23

「イット・フォローズ」のデビッド・ロバート・ミッチェル監督作で、アンドリュー・ガーフィールドを主演に据えたサスペンススリラー、『アンダー・ザ・シルバーレイク』(原題:Under the Silver Lake)。

「イット・フォローズ」の出來が酷かった(というか、当方には合わなかった)ので観る気は無かったが(その時の感想はこちら)。
前回のクエンティン・タランティーノ絶賛に騙されたのに、性懲りも無く、今回は"アルフレッド・ヒッチコックとデビット・リンチの融合した「ラ・ラ・ランド」"の煽り文句に釣られてみた。

断っておくが、当方ヒッチコックはマニアと言っていいが、リンチはどうでもよくて、「ラ・ラ・ランド」に至っては、途中で放り出した人間である。…だから、これはそういう人間の感想なのでそのつもりでご覧いただきたい。

話はオタク青年が隣人の美女に恋をするも、彼女は突然失踪、その行方を捜す物語なんだが、その捜索の途中に、数々の陰謀めいた出来事に遭遇する。
その主人公が巻き込まれる都市伝説の数々が盛り込まれ過ぎてて収集が付かない、というか、これはハナから話を纏める気がないな、と漠然と解ってくる。

兎も角、鑑賞後、"あれは何だったのか"が多すぎて、観客はナニを見せられているのか理解不能のまま、映画は終わってしまう。

確かに冒頭からヒッチコックが「めまい」で開発した"ドリーズーム"が使われ、何やら「裏窓」めいたシチュエーションで始まり、彼女がプールのフチで片足をあげるショットはマリリン・モンローの遺作となるはずだった「女房は生きていた」からの有名なシーンから取っているのだが…。

個人的に面白かったのは、そこら辺りまでで、以降は「あぁ矢張り、この監督の感性は自分とは合わない」と再確認したにすぎなかった。

『アンダー・ザ・シルバーレイク』日本語オフィシャルサイト


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