DVD 『ヘレディタリー 継承』 鑑賞/雑感

2019年04月11日 08:29

昨年5月に当サイトで紹介した『ヘレディタリー 継承』(原題:Hereditary)。「ホラー映画の傑作にして怖すぎる」と評判になった作品である。

監督、脚本はアリ・アスターという新人の長編デビュー作で、トニー・コレット、アレックス・ウォルフ、ガブリエル・バーン等が出演する2時間6分の作品。
亡くなった祖母から忌まわしい“何か”を受け継いでしまった家族を、残酷な運命と想像を絶する恐怖が襲う。彼女たちが祖母から受け継いだものとは一体なにか?

凄く怖いという評価が多いだけに期待はしたんだが、怖いと言うより不気味感とか厭な感じで攻めてくる映画。
冒頭のミニチュア・ハウスの部屋の映像が、現実の部屋に切り替わる場面から、全体に奇妙さが横溢していて、ひたすら不気味な少女の存在が、この作品のメイン・キャストと思っていたら…あに図らんやの演出とか、結構面白いんだが。

ホラー映画の常道の脅かし方の演出から外した見せ方で、ひたすらスローに動くカメラワークも中々巧い。

但し前半の不穏な空気から、後半、徐々にオカルティックな方向にベクトルが転じて、最終、良くあるパターンに決着すると、あぁ、そこに行き着くのか、と…。

結局、一番怖かったのは、少女の舌打ち音でした。

『ヘレディタリー 継承』日本語オフィシャルサイト


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