DVD 『告白小説、その結末』 鑑賞/雑感

2019年01月28日 08:26

「毛皮のヴィーナス」以来4年ぶりのロマン・ポランスキー監督作品、『告白小説、その結末』(原題:D'apres une histoire vraie)。
水声社と言う出版社から邦訳も出ている、フランスの作家デルフィーヌ・ドゥ・ヴィガンの「デルフィーヌの友情(フィクションの楽しみ)」の映画化作品。

原作の紹介文では、"スランプに陥った新進作家のまえに現れた、謎めいたゴースト・ライター。急速に親しくなってゆく二人の女性をめぐる、恐怖のメタフィクション"とあって、この二人の女性のうち、原作者本人を想起させる作家デルフィーヌ役をエマニュエル・セニエ。その熱狂的ファンという女性をエバ・グリーンが演じている。

作家の前に現れる熱狂的ファンがもたらす恐怖といえば、スティーヴン・キングの「ミザリー」を思い浮かべるが、この原作の中でもキングの作品に言及しているとか(すみません原作未読です)。

但し、キング作品のような正攻法の恐怖と異なるのは、全体に極めて巧妙な仕掛けがあり、このイマジネーションの世界感を映画は暗示だけして終わるので、勘のいい観客以外、見終わっても"訳わからん"という事になりかねない。

しかし、それにしても、ポランスキー作品としては、お勧め出来る程の傑作ではないので、そこが残念ではある。

『告白小説、その結末』日本語オフィシャルサイト
『告白小説、その結末』予告編 Youtubeページ


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