DVD 『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』 鑑賞/雑感

2018年09月21日 00:06

先月観た「レディ・プレイヤー1」のスティーブン・スピルバーグ監督の、こちらは社会派ドラマで、時系列的には「レディ・プレイヤー1」の前の2017年の作品になる。
『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(原題:The Post)。

1971年、泥沼化したベトナム戦争で、反戦の声がアメリカ国民の間に高まっていた頃の実際の事件を、メリル・ストリープとトム・ハンクの初共演で製作された作品。
…国防省がベトナム戦争に関する経過や客観的な分析を記録し、トップシークレットとなっていた文書、通称“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をNYタイムズがスクープする。

舞台となるワシントン・ポスト紙の社内から始まるのだろうな、と思っていたらベトナム戦争の戦場シーンから始まったので、「プライベート・ライアン」かよ、と思ったが。あちらは第二次世界大戦の時代の話だった。
ここで既に悪化している米軍の状況と、それを隠蔽する政府の態度が矢継ぎ早に描かれる。

この入り方から、スムースにワシントン・ポストとニューヨーク・タイムスのライバル関係の状態とかが判り、国防省の最高機密文書であるペンタゴン・ペーパーズの存在をNYタイムズがスクープし、それをニクソンが差し止め、ライバル紙のポストも掲載すれば政府に何をされるか解らないという状況になる。

結局、これはポスト紙の女性社主への賛歌なんだと判明する展開まで、実は地味目な題材を面白く観せてくれるし、当時の新聞の活字の扱いや、輪転機の描写が、いい味を出していて興味深く鑑賞できた。

『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』日本語オフィシャルサイト


コメント

  1. Doctor Coelacanth | URL | -

    ばるほど

    ニクソンの描き方に手抜き感があったのは、そこらあたりか。

  2. onscreen | URL | mQop/nM.

    トランプの影響で

    スピルバーグが急ぎ製作し公開した(史上最速で完成)そうです!

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