DVD 『スリー・ビルボード』 鑑賞/雑感

2018年07月24日 00:24

『スリー・ビルボード』(原題:Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)、原題は"ミシガン州エビング以外の3つの広告板"。エビングという街の名は実在せず仮名である。

何者かに娘を殺された母親が、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、解決しない事件への抗議のために町はずれに巨大な3枚の広告看板を設置する。それを不快に思う警察と母親の間の諍いが、事態を予想外の方向に向かわせる。

母親役をフランシス・マクドーマンドが熱演、第90回アカデミー賞では主演女優賞を受賞し、作品はベネチアやトロントの映画祭でも脚本賞、観客賞等を受賞している。監督は「セブン・サイコパス」のマーティン・マクドナー、共演にウッディ・ハレルソン、サム・ロックウェル等が出演。
ちなみにサム・ロックウェルも本作品でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。

先の読めない展開に終始する脚本の見事さに圧倒され、フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルの演技に関心し、凄い映画を観たという思い出で満たされる作品だった。
ギルレモ・デル・トロのファンではあるが、アカデミー賞作品賞は「シェイプ・オブ・ウォーター」よりも、こちらに軍配を上げるべきだった。…さらに脚本賞も「ゲット・アウト」よりもこっちだろう。

多分こうなるんじゃないか、という観客の予想は、殆ど裏切られます、観客をミスリードさせる仕掛けがありながら、さらに展開を逆転させる終盤は、見事としか言いようのない幕切れで、お勧めの傑作。

『スリー・ビルボード』日本語オフィシャルサイト


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