DVD 『15時17分、パリ行き』 鑑賞/雑感

2018年07月17日 02:19

同名のタイトルでハヤカワ・ノンフィクション文庫から邦訳も出ている実話の映画化作品、『15時17分、パリ行き』(原題:The 15:17 to Paris)。

原作を読んだクリント・イーストウッドが映画化に当たり、イスラム過激派の男を取り押さえた3人の若者を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して制作した事が話題になった。
…3人以外にも、そこに居合わせた人々をキャスティングして構成、本人たちによる再現ドラマではあるが、そこらあたりに違和感を感じることなく鑑賞できる作品になっている。

最近の「ハドソン川の奇跡」を例に出すまでもなく、実話ベースの作品をいくつも映画化しているイーストウッドならではお手並みで、巧く作り込んであって、3人の幼少期の過去から始まり、同時進行で列車の出発を挟み込みながらの展開が飽きさせないし、安心して観賞出来る。

列車内でのテロとの闘いを描くと言う事で、そこら辺りのアクションシーンを期待した向きが、拍子抜けする程つまらないとか、クライマックスが短いとか、文句を言っているようだが、これが現実と提示して見せるイーストウッド流、再現ドラマで、力まずにあっさりと描いていて、幼少期のエピソードから全てに無駄が無い。

もはや職人芸と言えるイーストウッドの映画造りの巧さを楽しむ作品である。

『15時17分、パリ行き』日本語オフィシャルサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coelacanthnote.blog9.fc2.com/tb.php/1544-e34ce504
    この記事へのトラックバック


    最新記事

    プライベートリンク

    ------------------------------------------------------------