DVD 『マザー!』 鑑賞/雑感

2018年04月13日 00:17

ダーレン・アロノフスキー、この監督の「ブラック・スワン」は結構好きな部類の映画だったので、当初、似たようなサイコミステリーだと思って、観たいなぁと思っていたら、突然、日本公開中止になったあげく、今回 Blu-ray & DVD がリリースされた作品、『マザー!』(原題:Mother!)。

主演はジェニファー・ローレンスで、共演にハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファーがキャスティングされている。
…ある郊外の一軒家の一組の夫婦のもとに、不審な訪問者が訪れるところから物語は始まる。夫はその訪問者を拒むこともせず招き入れ、それをきっかけに、見知らぬ訪問者が次々と現れる。

まぁ、冒頭はそんな感じで始まるのだが、やがて予想外の展開になだれ込む。事前に監督自身が「この作品は聖書のメタファーだ」と言っていたのは頭の隅にあったが、次々と繰り出される、その比喩の多さに解釈している暇もなく、只、唖然。

そこいら辺りは、全て理解出来なくとも、映画はシュール且つ混沌として、サイコスリラーと割り切って観ていても面白いし、‥明らかにアロノフスキー自身がファンであるというロマン・ポランスキーの初期作品「反撥」や「ローズマリーの赤ちゃん」の影響が見て取れるのも興味深い。

日本公開を中止にしたのは、エンディングのワンシーンゆえと思え、確かに問題はあるし、絶対に万人にお勧め出来る作品ではないのだが、見応えのある異色の傑作ではある。

『マザー!』日本語オフィシャルサイト


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