DVD 『ザ・サークル』 鑑賞/雑感

2018年04月10日 00:01

監督のジェームズ・ポンソルトという名は知らなかったので調べてみたら、過去にいくつか監督作品はあっても、日本公開されていないものばかりで、知名度が無くて当然のような監督だった。
この監督で、早川書房から邦訳も出ている同名のデイヴ・エガーズの小説を、映画化したのが今回の『ザ・サークル』(原題:The Circle)。

監督が無名に近くても、主演がエマ・ワトソン、共演にトム・ハンクスというキャスティングで、さらに「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボイエガや、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギランを配している。
‥結果、これで客を呼べるという制作会社の誤算が透けてみえるような作品になっていた。

世界 No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業"サークル"に採用された新入社員の女性が、カリスマ経営者の目に留まり、自身の24時間を公開することとなる物語である。
映画で描かれる"サークル"社は、Facebook や Apple や Google 等をモデルにしているが、その混合体のような企業にみえる、折しも 、Facebook の個人情報不正流用問題があり、時期に合致した作品に思えるが、これがちっとも面白くない。

テーマが旬でも、内容は昔から幾度と無く扱われた"監視社会"問題で、新鮮さは皆無。おまけに終盤の問題を放り投げるような展開には唖然。

一応、サスペンス映画という触れ込みではあるが、サスペンスも意外性も無く、変にリアルなブレスレット型健康診断装置が出てくるかと思えば、登場するドローンがあり得ないほどセコかったりする。

『ザ・サークル』日本語オフィシャルサイト


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