2018年03月27日 00:07


‥1973年に作家マイケル・クライトンが脚本を書き、初監督した同名のMGM映画をワーナー・ブラザースがTVドラマ化し、日本ではスター・チャンネルが放映した作品。
先ずはオリジナルの73年の「ウエストワールド」だが、なにせ40年以上前の作品なので未見の方も多いと思うが、あえて観ておけとは言わない。作られた時代が違うので今の感覚で鑑賞するとガッカリすると思う。
但し、狂ったロボット役のユル・ブリンナーがアトラクション内で観客の人間を、ひたすら追い詰める描写が当時話題になり、後にジェームズ・キャメロンが「ターミネーター」でシュワルツェネッガーに同様の、自身が壊れても追い詰めていくシーンを応用している。
原作者のマイケル・クライトンは映画「アンドロメダ…」の原作「アンドロメダ病原体」も書いていているが、「アンドロメダ…」の映画が傑作として評価されているのはロバート・ワイズ監督の力量で、クライトンは、どちらかと言うとアイデア勝負の作家で、原作も監督も請け負った作品は他に「未来警察」とかがあるが、監督向きではない。
…後に「ウエストワールド」のテーマパーク・ストーリーを発展させた「ジュラシック・パーク」の原作を出版、これをスピルバークが映画化して、ヒットさせたのはご存じの通り。
旧作の話で長くなってしまったので、『ウエストワールド・シーズン1』については次回にする、ご容赦。
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