DVD 『プラネタリウム』 鑑賞/雑感

2018年03月23日 00:03

ジョニー・デップの娘リリー=ローズ・デップと、ナタリー・ポートマンが姉妹役で共演し、監督が「美しき棘」のフランス人女性監督レベッカ・ズロトブスキによるミステリー、『プラネタリウム』(原題:Planetarium)。‥日本では昨年9月に劇場公開されている。

1930年代、死者を呼び寄せる降霊術ショーを各地で披露し、話題のアメリカ人の美人スピリチュアリスト姉妹として活躍していたバロウズ姉妹。その二人の才能に魅せられた映画プロデューサーは、世界初の心霊映画を撮影しようと姉妹と契約するが…。

先ずは、心霊現象を扱ったミステリー映画として鑑賞すると、期待を裏切られる作品である事をお断りしておく。なにせ、この監督、フランスの"ソフィア・コッポラ"と呼ばれている女性で、美しく印象的な映像を得意とし、雰囲気重視の作家。
ミステリー色はおろか、降霊術を描きながら、オカルトっぽさも皆無で、二人の姉妹の美しさをひたすら映像にしている印象の作品になっているので、ストーリーの冗長さが際だってしまっている。

実在したスピリチュアリズムの先駆者“フォックス姉妹”がモデルであり、そこにフランスの伝説の映画プロデューサーで、実際にアウシュヴィッツの強制収容所で死亡したベルナール・ナタンを絡ませた架空の物語で、ある意味、姉妹も監督も詐欺的な要素を内包しているのだが、そこら辺りは置いてきぼりで、ひたすら美しく描かれると、だから何?という印象になる。

『プラネタリウム』日本語オフィシャルサイト


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