DVD 『ブレードランナー2049』 鑑賞/雑感

2018年03月13日 01:26

正直言って、前作のリドリー・スコット作品の続編としての期待は無く、日本公開された作品は全て観てきたドゥニ・ヴィルヌーヴのSF新作品として鑑賞、『ブレードランナー2049』(原題:Blade Runner 2049)。

ドゥニ・ヴィルヌーヴの作品は「灼熱の魂」を初めて観て、その巧さに圧倒され、立て続けに旧作から、近作の「メッセージ」まで追いかけて鑑賞している当方としては、これは、紛れも無く、「ブレードランナー」の続編であり、ドゥニ・ヴィルヌーヴのSF作品だった、という印象である。

前作から30年後、タイレル社製造のレプリカントが何度も反乱を起こし、製造が禁止され、新たに別企業が、従順な新型レプリカントを製造し、旧型のネクサス8型は、新しいブレードランナーにより、追跡、始末されていた。

この展開に今回、新規に付け加えられた事がある。それはレプリカントには生殖能力があり、又、旧型にも、それがあったという設定である。
…そこから、新たに親子の物語が加わるのだが、これが過去のヴィルヌーヴ作品とシンクロして、いかにも、この監督好みの物語になっている。

ヴィルヌーヴ作品の根底に常に織り込まれている親と子の物語が、今回のこの続編作品でも重要なテーマでもあり、ヴィルヌーヴが本作の監督を引き受けた理由でもあろう。

映像に目新しさが無いとか、時間が長いとか、あげくの果てに、派手なアクションシーンが皆無だとか言って、つまらないという評価をする御仁が結構多いのに驚いてもいる。‥傑作ですよ、これは。

『ブレードランナー2049』日本語オフィシャルサイト


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