DVD 『セールスマン』 鑑賞/雑感

2018年02月09日 00:14

2016年のイランとフランスの合作映画、アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦のサスペンスドラマで、第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で男優賞と脚本賞を受賞、第89回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞している作品、『セールスマン』(原題:Forushande)。

小さな劇団に所属し、戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦が。ある日移転したばかりの自宅で妻が何者かに襲われる。事件を表沙汰にしたくないと警察への通報を拒否する妻の態度に納得できない夫は、自分自身で決着をつけるべく独自に犯人を探し始める。

監督はアスガー・ファルハディ、「別離」とか「ある過去の行方」とかが公開されているが未見。‥題名は地味だし、馴染みの無いイラン映画とあって敬遠しそうな作品だが、結構、じわじわと引き込まれる。
但し、サスペンス感は薄く、どちらかというとヘビーで重苦しく、救いの無い話しなので、観ていてキツい。

イランのという国の女性の位置の事情が、詳しく判らないし、映画は結局、妻に何があったのかを明示しないのと、未だ何かあるだろう的な終わり方と、だれの行動が最善なのかも示さない演出等、全てが暗く、哀しく、救いようない物語だ。

結局、万人に勧められる作品とは言い難いが、カンヌでの男優賞と脚本賞の受賞は何とか納得出来る映画ではある。

『セールスマン』日本語オフィシャルサイト


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