DVD 『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』 鑑賞/雑感

2017年12月26日 00:24

gigersworld

今年8月に"『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』9月日本公開、同時にアート展も開催。"としての記事内で紹介した映画、『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』(原題:Dark Star: H.R. Giger's World)のDVDが発売された。
「H・R・ギーガー財団」公認のドキュメンタリーで、スイスTV局とドイツのLukcy Film社という会社のドキュメンタリー映画作家であるベリンダ・サリンという女性が監督した99分の作品。

H・R・ギーガーことハンス・ルドルフ・ギーガー、1940年スイスのクール生まれで、2014年5月12日に74歳で死去している。
…映画はギーガーの自宅から映し出される。彼の作品群に混じって彼が収集した頭蓋骨やら剥製やらのオブジェが無秩序に置かれた部屋の様子は、暗く死の匂いが充満しているようで、興味深い。

彼のパートナーたる三人の女性も登場したり、精神科医がギーガーの過去から、分析した創作の原点を解説するなど、ドキュメンタリー映画として悪くはない出来ではあるが、そこら辺りに時間を割くなら、もっと多くの作品の紹介を丁寧にして欲しかった気がする。
レコードジャケットのカバーアートもエマーソン・レイク・アンド・パーマーの「恐怖の頭脳改革」は取り上げられておらず、マグマのアルバム「Attahk」のジャケットだけである。

勿論、彼を一躍、有名にした「エイリアン」での仕事場の姿も挟まれてはいるが、既出以上の映像が無いのが残念。
なによりも、そんな過去のギーガーの姿と比べると、この作品でのギーガーは無残に老いていて、観ているだけで痛ましくさえある。
この作品の撮影終了後間もなく、彼は階段から転落、療養中の2014年5月12日に病院で死去している。

『DARK STAR』日本語オフィシャルサイト


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