DVD 『潜入者』 鑑賞/雑感

2017年11月07日 00:02

実在した麻薬潜入捜査官ロバート・メイザーが綴った潜入捜査の回顧録を元に、「リンカーン弁護士」のブラッド・ファーマンが監督、メイザー役を「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のブライアン・クランストンが演じたクライム・サスペンス、『潜入者』(原題:The Infiltrator)。

この監督ブラッド・ファーマンって、経歴が犯罪映画しか撮っていない。一作目の「ハード・クライム」は残念ながら未見だが、ニ作目の「リンカーン弁護士」の出来が良かったので、次の「ランナーランナー」も期待したら見事に外れた監督。

…但し本作の出来は極めて良く、お勧め出来る作品になってはいるが、如何せん主演のクランストンの知名度の薄さと、日本版ポスターの地味さで、話題性の低い作品になっているのが残念。

麻薬王パブロ・エスコバルは一瞬しか画面に登場しないが、彼に仕える手下の男達さえ、大物感が半端なく、彼等と渡り合う場面のヒリヒリする描写の緊張感は本作品の白眉と言える出来。

…関税局特別捜査官の主人公を、架空の大富豪に仕立てあげ、麻薬売買によるマネーロンダリング組織に潜入させるCIAのメンツとか、資金洗浄を請け負うBCCI銀行の幹部とか、ひとくせも二癖もある面々を観ているだけで最後まで楽しめる作品になっている。

『潜入者』日本語オフィシャルサイト


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