DVD 『ノー・エスケープ 自由への国境』 鑑賞/雑感

2017年10月24日 00:05

「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロンの息子ホナス・キュアロンの初監督作品で、脚本は父アルフォンソとの共同執筆となる、『ノー・エスケープ 自由への国境』(原題:Desierto)。

各地の映画祭に出品され、いくつか受賞もしている作品で、メキシコ移民たちが米国への不法入国を試みる話。ドキュメンタリーっぽい地味な作品かと思ったら、これが結構面白い。…Daily News社の"砂漠版『ドント・ブリーズ』"なるコメントが言い得て妙。

トランプ大統領のメキシコとの国境に壁を作る発言に、最近の銃規制問題も絡んだタイムリーなストーリーなのだが、社会派的発言は一切無く、ひたすらサバイバルスリラーに徹しているので、最後まで緊張感が持続する。

簡単に言ってしまえば、不法入国しようとするメキシコ人集団と、これを嫌って彼等を射殺する事が生きがいの白人のイカれたおっさんの追跡劇で、これに人間狩りを仕込まれた凶暴な飼い犬が加わって、次々と不法入国メンバーが惨殺され減っていく‥。

まぁ、映画的には「ドント・ブリーズ」の方が遥かに面白いので、強力にお勧めする程ではないが、観て損の無いシチエーション・スリラーになっている。
惜しむらくは、ラストの岩山のかくれんぼのような展開を、もう少しなんとかして欲しかった。

『ノー・エスケープ 自由への国境』日本語オフィシャルサイト


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