DVD 『白い闇の女』 鑑賞/雑感

2017年09月12日 00:43

原作は「闇に消えた女」等の著者コリン・ハリソンによる「マンハッタン夜想曲」、講談社文庫から邦訳も出ているサスペンス・ミステリー。
この"マンハッタン・ノクターン(原題:Manhattan Nocturne)" が何故に、『白い闇の女』という邦題になるのかねぇ。

「未体験ゾーンの映画たち2017」で上映された2016年のアメリカ映画、脚本・製作を含めて、ブライアン・デキュベリスという監督が担当しているんだが、フィルモグラフィーが無いので多分、新人監督であろうと思う。‥主演はエイドリアン・ブロディ、共演はイボンヌ・ストラホフスキー、ジェニファー・ビールス等。

コラムニストの主人公がパーティで、不審な死を遂げた映画監督の妻と出逢い、彼女から奇妙な依頼を受ける、「夫が残したビデオ作品を見て欲しい」と…。

原作は未読だが…、映画は官能サスペンス・ミステリーとして宣伝されている。但しサスペンス感は薄いし、官能描写もそれほどキツくはなく、むしろ冷めた印象だ。
全体的にマンハッタンの街の情景を背景に、男と女の過去を探り出すゲームが、実にゆっくりと進行するハードボイルド・ミステリーという趣きだ。

で、退屈かと言うと、そこそこ観客の興味を繋ぎ止めて展開する物語は、小ぶりに纏めらていて、街の濡れた路面に映るネオンサイン、如何にもな登場人物達と、それぞれの謎めいた過去があり、ハードボイルドの王道を行く佳作になっている。

『白い闇の女』日本語オフィシャルサイト


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