DVD 『ドローン・オブ・ウォー』 鑑賞/雑感

2017年08月22日 00:18

「ガタカ」や「TIME/タイム」等の監督アンドリュー・ニコルが、「ガタカ」以来のコンビとなるイーサン・ホークを主演に描く戦争ドラマ、 『ドローン・オブ・ウォー』(原題:Good Kill)。

2014年の作品になるが、先月「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」を観て、こちらを見逃していたので鑑賞。
どちらの作品も登場するドローンは、最近流行の遠隔撮影用のマルチコプターの事では無く、無人戦闘機、或いは無人爆撃機である。

「アイ・イン・ザ・スカイ---」では無人爆撃機の他にも小型のマルチコプター、それも昆虫型偵察ドローンまで出てくるが、こちらの作品では飛行中の無人爆撃機さえ画面に登場しない。
シーンの殆どがラスベガスの空軍基地に設置されたコンテナ内の映像で、そこに置かれたモニター内の映像のみ、爆撃される側の映像も同様で、クリック1つで指定された敵側の人間を殺戮しても現実感が乏しい。

当然、主人公の元パイロットの少佐が、その任務に悩み、家庭まで崩壊してしまう状況を描いている。但し映画は、その現代の戦争の善し悪しを問うてはいないようにみえる。…アンドリュー・ニコルという監督の資質だと思えるが、重苦しい現実を突きつけて来るだけだ。

映画の出来は「アイ・イン・ザ・スカイ---」のほうが上で、ドラマの面白さが際立っているが、この二作品の時代の最前線での戦争の実態を見ると、従来の戦争映画が、まるで西部劇のように思われてくる。

『ドローン・オブ・ウォー』日本語字幕予告編(YouTube)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://coelacanthnote.blog9.fc2.com/tb.php/1421-4ef573d5
    この記事へのトラックバック


    最新記事

    プライベートリンク

    ------------------------------------------------------------