DVD 『マリアンヌ』 鑑賞/雑感

2017年07月01日 00:09

『マリアンヌ』(原題:Allied)。ロバート・ゼメキス監督で、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが共演、しかも1940年代のカサブランカとロンドンを舞台に展開する、ヒッチコックを思わせるラブストーリー絡みのスパイ映画と来れば無条件で鑑賞。

1942年、カナダの極秘諜報員マックスと、フランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ドイツ大使暗殺という重大な任務を通してカサブランカで出逢う、二人は、敵の裏をかくため夫婦を装い任務の機会を伺う事になる。

この任務は映画の前半にあっさりと描かれ、物語の核は、その後の二人の運命にある。
ナチスを暗殺する使命の後、二人は結婚し、本物の夫婦となって、娘も生まれ、英国で幸せに生きていたが… 妻のマリアンヌがドイツの二重スパイの嫌疑をかけられ、事実なら彼女を射殺しろとの命令が夫に下される。

ここから物語にサスペンス感が加わるのだが、ヒッチコックを思わせるスリルよりも、クラシカルなラブストーリーの雰囲気を外さず、ロバート・ゼメキスが扱うにしては珍しい種類の映画に仕上がっている。
まぁ、砂嵐に巻き込まれた車の中でのラブシーンで、二人の周囲をカメラを廻るシーンがあって、ちとヒッチ調ではあるが、全体から見れば浮いてる印象は否めない。

どちらかというと前半の酒場の雰囲気や、終盤の飛行場のシーンが「カサブランカ」を思わせる作りになっていて、あぁ、これはゼメキス、意識的にやってるな、と思わずにいられない。
…そこら辺りを含めて、ゼメキスのクラシック志向の画面作りを楽しむ映画である。

『マリアンヌ』日本語オフィシャルサイト


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