ハードボイルド&ミステリー名作映画化作品-1『さらば愛しき女よ』

2017年06月20日 00:41

今週は過去のハードボイルド&ミステリーの名作の映画化作品を取り上げる。3点とも書籍と映画は同題名の作品。先ずはレイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』(原題:Farewell My Lovely)。私立探偵フィリップ・マーロウが主人公のシリーズである。

これは原作も映画も大好きなので、過去にこちらで取り上げている。この記事を書いたのが5年前で、この時点でDVDが発売されていないと書いたが、今年3月に復刻シネマライブラリーが遂にDVDを発売してくれたのである(…嬉しい)。

…で、再見した感想は、どうしても以前の記事とダブるので、ご容赦願いたい。
監督はディック・リチャーズ、フィリップ・マーロウ役がロバート・ミッチャム、魔性の女役がシャーロット・ランプリングというイメージを裏切らないキャスティングが素晴らしい。

確か今年、70歳を超えたはずのシャーロット・ランプリング、この時は30歳になったか、ならないかという年齢で、まさに男を破滅させる運命の女"ファム・ファタール"感を妖艶に演じてみせている。

久し振りに再見したが、何とも気怠く物憂いメロディが流れるオープニング、1940年代のロスのネオンサインと夜景、咥え煙草で、それを見下ろすフィリップ・マーロウのモノローグ、これだよ、この雰囲気、たまりません、これぞハードボイルド。
決してレイモンド・チャンドラーの原作を忠実に映画化している訳ではないが、映像は見事にチャンドラーになっている作品、再見して良かったなぁ。


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