DVD 『ある天文学者の恋文』 鑑賞/雑感

2017年04月22日 00:01

「鑑定士と顔のない依頼人」のジュゼッペ・トルナトーレ監督作品で、昨年9月に日本公開された作品、『ある天文学者の恋文』(原題:La corrispondenza)。

主演は、最近では「奇跡がくれた数式」や、少し前の「リスボンに誘われて」に主演していたジェレミー・アイアンズ、個人的には「ダイ・ハード3」の悪役が印象深いのだが、近年は学者や教授役等の渋い役どころが多い。
共演が「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ、音楽がエンニオ・モリコーネという顔触れのミステリー仕立てのドラマである。

天文学者と、その教え子の物語で、恋人同士だった教え子の元に学者の死後、彼からメール、手紙、プレゼント等が次々と届くようになる。彼女は、その謎を解く為に、彼が暮らしていた街を訪れる。そこで彼女が知った事実とは…。

結論から言うと、面白い作品ではなかった。ミステリー仕立てではあるが、前作の「鑑定士と顔のない依頼人」のような、鮮やかな物語の展開がなく、極めて退屈な作品であった。
学者の死後に届くメールや手紙に、時間差の絡んだ謎ときの面白さを出したかったとしても、少々考えれば、こうすれば可能だとは、誰でも思いつく…。

何よりも、この教授のやり方に、当方は一切感情移入が出来なかったのが、楽しめなかった最大の原因で、ひたすらオルガ・キュリレンコの表情や姿態を美しく追いかけるだけの監督の演出にもついて行けなかった。
‥それにしても、あの黒い犬は何だったんでしょう。

『ある天文学者の恋文』日本語オフィシャルサイト


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