DVD『プロヴァンスの休日』鑑賞/雑感

2017年03月14日 00:01

昨年の新宿シネマカリテ特集企画「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」で上映された作品、『プロヴァンスの休日』(原題:Avis de mistral)。

監督、脚本は「黄色い星の子供たち」を撮ったローズ・ボッシュで、同作にも出ていたジャン・レノが主演、共演にアンナ・ガリエナ、オーレ・アッティカ等。

祖父に会いに南フランスのプロヴァンスへと向う3兄姉弟。彼ら3兄姉弟の母と祖父ポールとの間には確執があり、疎遠な関係が続いていてが、3兄姉弟にとっては今回が初めての祖父との対面だった。気難しい祖父に、なかなか馴染めなかった3兄姉弟だったが…。

典型的な、と言おうか、良くあるパターンの話なんだが、これが実に巧い。…老若男女、登場人物達のキャスティング、配置、演技。全てのキャラが立っていて見事に絡み合っていく。
冒頭、列車の窓から外を眺める幼い少年の映像に被せて、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」が流れ、後で、この初年が聴覚障害だと判る設定になっている。

このポップスの使い方の上手さは、ジャン・レノの古いバイク仲間の友人達が集まって、そこで歌われるボブ・ディランの「フォーエバー・ヤング」の使い方でも顕著で、彼等がウッド・ストックの話をしだすシーンに、当時を知っている年代は懐かしさでやられます。

老けて貫禄もついてきたジャン・レノのおじいちゃんと、3兄姉弟の一番下の笑顔が可愛い孫との、やりとりが微笑ましく、こんな優しい映画に文句は付けられません。

『プロヴァンスの休日』日本語オフィシャルサイト


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