DVD『ミモザの島に消えた母』鑑賞/雑感

2017年02月18日 00:01

昨年6月にフランス映画祭2016で上映され、翌月に一部の劇場で公開された作品、『ミモザの島に消えた母』(原題:Boomerang)。

「サラの鍵」の原作者タチアナ・ド・ロネの小説で原題は"ブーメラン"で、"ミモザの…"はフランス映画祭で公開の際に付けられた邦題。なお、原作の邦訳本は出ていない。 この邦題名からは、想像し難いが、サスペンスフルな人間ドラマが展開する作品である。

ミモザの島と呼ばれるフランス大西洋の避暑地の島で、謎の溺死を遂げた美しい母。30年後、真相を突き止めようとする息子に誰もが口を閉ざす、その真相を突き止めるべく、島を訪れた息子はやがて禁断の真実に辿り着く。
‥息子役をローラン・ラフィット、その妹役にメラニー・ロランがキャスティングされている。

母の死の秘密に親子四代の物語が加わり、徐々に明らかになる真実は、上質で高密度なミステリーを読んでいるような面白さがあった。
物語の性質上、詳細には触れられないが、主人公が娘の部屋を開けて見た光景が、後半の展開に繋がってくる、それが原題の意味なのか、と思ったが、どうだろうか。

男優よりもメラニー・ロランを筆頭に、老いも若きも女優陣が実にいい。
…ミモザの島の正式な名称はノアールムーティエ島、引潮の数時間だけ本土と繋ぐ道が現れる、この如何にもフランス的な舞台が物語の重要なファクターになっている

『ミモザの島に消えた母』日本語オフィシャルサイト


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