DVD『エルサレム』鑑賞/雑感

2016年10月25日 00:14

7月から8月にかけて新宿シネマカリテで企画された「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」で上映された作品、イスラエルの新鋭兄弟監督のPOVパニックホラー、『エルサレム』(原題:Jeruzalem)。

アメリカからイスラエルへ旅をした若い女性二人がエルサレムで最も神聖な贖罪の日に、地獄への扉が開かれて、巨人や不死者、堕天使といった異形の者たちに襲撃される。…悪魔たちが続々と姿を現しはじめる世界の終末をテーマに、地獄のような出来事を描く、とまぁ、こんな触れ込みの作品なんだが、今更というか、もはや手垢のついたPOVかよ、と思ったら少し違った。

透過式メガネ型ウェアラブル端末、いわゆるスマートグラスに、VR仮想現実、バーチャル リアリティ体験もセットされたとおぼしき眼鏡をかけた主人公、その視点で構成されている。
ちょっと欲しいかな、と思わせる端末ではあるのだが、WEB上の顔認証で、殆どの人間の情報がダダ漏れなのが、どうも恐い。

その顔認証機能を活かして、登場人物を紹介してしまう冒頭は面白いのだが、中盤からは矢張り、従来のPOV作品のつまらなさで、新しさは一向に無し。
冒頭で、ゾンビ・ゲームとのリンク画面を見せておきながら、これが後半、現実として登場する悪魔達との戦いに活かされて、もしかして現実とバーチャルの世界が溶け合って…とか思いきや、何もなし。

途中、何度か、都合良くスマートグラスが壊れるんだけど、そこに挟まれる猫動画とキン肉マンの文字が意味不明。…やはり、手垢のついたPOV映画でした。

カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016 サイト
『エルサレム』日本語字幕予告編(YouTube)


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