DVD『ヘイトフル・エイト』鑑賞/雑感

2016年09月15日 00:26

クエンティン・タランティーノが「ジャンゴ 繋がれざる者」の後に撮った西部劇&ミステリー映画として、本年2月に劇場公開された作品、『ヘイトフル・エイト』(原題:The Hateful Eight)。、

出演はサミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ティム・ロス、チャニング・テイタム等で、音楽がエンニオ・モリコーネ、前作に続くタランティーノ調マカロニ・ウェスタンである。
密室ミステリーとして宣伝されているが、そんな要素はない。
確かに雪で閉ざされたロッジで、次々と起こる殺人事件と、その真相を追いかけて、意外な事実が明らになってはいくが、通常のミステリー映画を期待すると唖然とします。

…舞台は南北戦争後のワイオミング。賞金稼ぎの黒人サミュエル・L・ジャクソンが、女犯罪者を連れて町へと向かっていた同稼業のカート・ラッセルと出会い、馬車に同乗するところから始まるのだが、この馬車が舞台となるロッジに到着するまでが少々長い。
まぁ、人物紹介の意味もあり、ストーリーの伏線部分もあるのだが、タランティーノ映画のファンでないと、ここで既に退屈かも知れない。

なにしろ、タランティーノ映画を観てきた人間にとっても、物語の半分は冗長に感じられてしまうのだが、後半部分に至ってようやく、タランティーノらしい暴力的且つスラップスティックな映像が爆発する(…吹き飛ばされる頭部の描写も含めて、ラストの血みどろ感は半端ない)。

作品の雰囲気は「レザボアドッグス」に近いんだが、タランティーノ作品中では微妙な位置の映画であった。

『ヘイトフル・エイト』日本語オフィシャルサイト


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