DVD『サム・ペキンパー 情熱と美学』鑑賞/雑感

2016年05月26日 00:10

前回に続いて、映画監督ドキュメンタリー作品、『サム・ペキンパー 情熱と美学』(原題:Passion & Poetry: The Ballad of Sam Peckinpah)。
昨年9月に劇場公開されている作品である。

「PASSION & POETRY SAM PECKINPAH IN PICTURES」というペキンパーの伝記と言える書籍(邦訳無し)を出した映画史家のマイク・シーゲルが、生前の本人へのインタビューや当時のフイルムに、アーネスト・ボーグナイン、ジェームス・コバーンらペキンパー作品の出演者へのインタビューを交えて構成した作品。

彼の初期作品は未見だが、初見は「ワイルドバンチ」からで、特に「わらの犬」と「ゲッタウェイ」「ガルシアの首」は大好きな作品である。
「わらの犬」と「ゲッタウェイ」に関しては別監督によりリメイクされているが、オリジナルの足許に及ばない出来であった。

…TV映画の監督から出発して、という経歴は前回紹介のロバート・アルトマンと同じ、しかもハリウッドのお偉方としばしば衝突し、と言うところまで似ている。考えてみると、こうした一見、豪放磊落に見えながら、鋭い感性と、映画作りの確かな手腕を併せ持った監督というのは、最早、絶滅種なのかも知れない。

…サム・ペキンパー、59歳で心不全で死去するまで、酒と麻薬は、ほぼ中毒に近い状態であった。

『サム・ペキンパー 情熱と美学』日本語オフィシャルサイト


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